脳と睡眠懇話会のこれまでとこれから

 

 学術集会の中でも睡眠やその疾患についての口演やポスター発表は可能ですが、PSGのraw dataの細かいところまでを議論することはなかなか難しいため、2000年より、PSGのraw dataをそのまま持ち寄り、それを材料として脳機能としての睡眠の機構を考えることを目的として始まりました。したがって、初期には、スーツケースに紙記録を詰めて持参された演者があったり、機器会社のご協力でデモ用の機器を用意していただいたりしました。

 その後、徐々にraw dataを読むだけではなく、より多くの人にPSGの根源的な意義を知ってもらうには、多方面のアプローチが必要ということで、珍しい症例報告や、新たなスコア方法の紹介など、様々な方々に発表していただきました。

 徐々に睡眠関連疾患が注目を浴びるにつれ、PSGのデータのみならず、実際にそのデータを診療でどう利用するかという視点が入った発表を盛り込むとともに、初心を忘れず、その事象には脳がどうからんでいるのかという問いかけを基本命題としていきたいと考えています。

  これまでの発表内容(第1回:2000年~第9回:2008年)

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